
ヨーソロー!救急看護師のかるたです!
これから看護師を目指す方、国家試験を合格して看護師になったばかりの方、自分のやりたい看護ができていないと感じている方へ向けた診療科別の看護師の仕事を紹介しています。

その診療科に配属になったらどんな看護を提供するの?

自分の理想とする看護はどこに配属になればできるようになる?

ストレスを溜めずに看護師として働くには良好な人間関係や給料などの条件も大事やけど、自分がやりたいと思っている看護をするのが一つの方法やで
そのために自分が看護師としてどんな仕事をしたいのかをイメージできるようになろう!
この記事のまとめ
消化器外科病棟での看護師の主な役割は術後のリハビリと術後の生活指導
入院してから手術を受けて回復し退院するまでの一貫した関わりをすることで患者さんとの信頼関係が深まる
手術前後の一貫した関わりを持つ、治って退院していく患者さんを支えることにやりがいを感じる看護師にオススメする診療科
消化器外科とは


消化器外科病棟の患者さんの疾患って何があるの?

主な疾患について簡単に紹介するで!
消化器外科って言えばだいたいはわかると思うけど
消化器外科で遭遇する主な疾患
消化器外科の主な疾患は以下の通りです。
- 胃がん、食道がん、肝細胞癌などの悪性腫瘍
- 潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患
- 胆石、閉塞性胆管炎、肝不全などの肝胆膵疾患
胃から腸までの全ての消化器を対象としており、その中でも手術の適応になるような疾患を持つ患者さんが消化器外科を受診されます。
消化器外科の医者はどんな先生?
各科で医者の雰囲気の違いってありますよね。
消化器外科の先生は一言で言えば体育会系の先生が多い印象があります。
特に肝胆膵を専門にしている先生はムキムキな人が多いです。(偏見もあります)
また、外科の先生全般に言えるかもしれませんが手術が好きな先生が多いので、手術の術式のことなんかを教えてもらおうと質問すると、上手な消化器の絵を書きながら進んで教えてくれます。

手術によって身体がどのように変化しているのか、消化器外科ではアセスメントするのに解剖を理解するのはめっちゃ重要やから、わからんことは先生に甘えて聞いてみてな!
嬉しそうに教えてくれると思うで!
消化器外科での看護

どんな看護が必要なの?

診療科によって行う看護って全然違うよね!
消化器外科だからこその特徴的な看護を紹介するで!
手術に関連した周術期看護
外科病棟なので手術に関連した周術期看護がメインの看護になります。
手術後の日常生活動作の援助に加えて、消化器外科の手術をしたからこそ必要な看護もあるので紹介します。
術後のリハビリ
手術をした後のリハビリとしては、早期離床に向けて看護計画を立てることが大事です。
消化器外科では他の外科に比べて、点滴やドレーンなどのルートが多く挿入されています。術式によってはドレーンが5本程度挿入されていることもあります。
一例として肝切除術後のルート類の種類は以下の通りです。
- 肝切離面ドレーン
- 胆管ドレーン(1〜3本)
- 膀胱留置カテーテル、
- 中心静脈カテーテル
- 末梢静脈ライン
ルートがたくさん挿入されているとそれだけで離床の妨げになります。看護師はルート類に留意しながらも、患者さんへ早期離床を促す必要があります。
術後の食生活指導

消化器外科、その中でも胃や食道、大腸など食べたものが通る臓器の手術後は食生活の変化は避けられません。
胃の手術後は一度にたくさん食事を摂取することができなくなるため、食事回数を増やして一日の食事量を保つ必要があります。
食道の手術では術後から退院後も経腸栄養が必要になることがあるため、退院後も自宅で経腸栄養を行う手技を自立してもらうために指導を行います。

消化器外科で手術した患者さんが自宅で過ごすための必要な栄養管理を指導することが看護師の大事な役割やで
こんな人は消化器外科がオススメ

自分のやりたい看護がわからないよ
- 患者さんが治る姿を見届けたい
- 入院から退院までを看護師として支えたい

そんな思いを持っている看護師には消化器外科で働くのはオススメ!
消化器外科は患者さんと手術の前から退院まで一貫して看護を行う病棟
- 他の病棟と比べた消化器外科のポイント
- 手術が比較的に大手術である
大手術であるが退院後は自宅で過ごすことができる
退院後の食生活に変化が必要
主に大手術と言われるのは心臓血管外科、消化器外科が一般的です。そして消化器外科はいろんな手術の中でも身体の中身が大きく変化する手術がほとんどです。
手術後は生活する上で気を付けなければならないことが出てきますが消化器外科は特に食生活が変化します。
消化器外科で働くと手術前から化学療法などで入院する患者さんと関係性を構築していきます。そして手術後はリハビリを看護師として支えながら必要な生活指導を行います。
この一連の流れを患者さんと信頼関係を築いていきながら関わっていくことで、完治して退院していく患者さんを自分のことのように喜ばしく思えるようになり、達成感が一味も二味も増します。
こういう入院から退院まで、さらにはその過程で大手術を受けた患者さんへ手術前とは違った生活を送るための指導という一貫した看護を行うことができるのが消化器外科病棟で働く魅力です。
看護師として、上記のような看護をやりたいという方は消化器外科で働くことをオススメします。
まとめ
やりたい看護ができていないという看護師へ向けた診療科別の看護師の業務を紹介しました。
この記事のまとめ
消化器外科病棟での看護師の主な役割は術後のリハビリと術後の生活指導
入院してから手術を受けて回復し退院するまでの一貫した関わりをすることで患者さんとの信頼関係が深まる
手術前後の一貫した関わりを持つ、治って退院していく患者さんを支えることにやりがいを感じる看護師にオススメする診療科
消化器外科は手術で治っていく過程が目に見えるのが魅力です。

自分のやりたい看護ってなんだろう
そんな思いを持っている方は参考にしてください。
今働いている部署が自分のやりたい看護じゃなくて苦痛だという方は異動を希望したり、転職することも考えてみてください。
やっぱり自分のやりたい看護をすることが看護師のやりがいですからね。
転職を考える方は看護師転職サイトを利用する方が、より自分のやりたい看護に近付ける可能性が高いです。
利用は無料ですので、エージェントに自分の希望を伝えてみてください。合った求人を紹介してくれます。
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看護のお仕事 公式サイトそれではこれで終わります。
やりたい看護をやろう!ヨーソロー!