
ヨーソロー!救急看護師のかるたです!
このサイトでは看護師の異動に関しての記事を中心に「やりたい看護をやる」を応援しています。
今回は看護師の異動に対してポジティブになれる考え方を紹介します。
この記事のまとめ
異動にもメリットはある
絶対異動することになるのなら、悩むのは時間の無駄
「なにも考えないこと」が前向きに考える秘訣
それでも異動が辛いときは転職すればいい
今まで働いてきてやっと慣れてきたのにとショックを受ける看護師は多いです。今の仕事が好きなのに異動したくないと後ろ向きな考えになってしまうのも当然です。
看護師の世界では専門看護師や認定看護師など、ある領域に特化した資格を持つこと以外には、異動になってしまう可能性を下げることができません。

医師は専攻する科を選べばずっと興味のある領域に携われるのに
異動になった結果、看護師としてのやりがいを持つことができなくなってしまうのはもったいないです。
異動に関してマイナスイメージを持っている方は是非記事を読んでみてください。
異動をチャンスと捉える
前述したように今まで働いていた職場から異動することにマイナスイメージを持っている看護師は多いです。

私も今異動しろって言われたショックやわ
せっかく転職してまでやりたい看護ができてるのに
でも後ろ向きな気持ちで新しい職場へ通勤するのは精神的にもしんどいです。ですので自分を守るためにも異動を前向きに捉えることが必要です。
では異動を前向きに捉えるにはどうすればいいのか。チャンスであると捉えることです。

希望していた部署への異動が叶えば良いことやけど、希望もしていない部署に異動となると前向きに捉えるなんて無理!
これができれば苦労しませんよね。なので異動はチャンスであると捉えるための考え方を紹介します。
- 今までできなかった看護が学べる
- 新しい看護師仲間と出会える
- 管理職から好印象を持たれる
今まで出来なかった看護が学べる
- 循環器内科に異動すると心電図の理解が深まる
- 脳神経外科に異動するとウィッグなど外見のコンプレックスに対する看護が学べる
- ICUに異動すると集中治療管理で1人の患者さんにがっつり看護を提供できる
例に出してみましたが、現在働いている場所から違う部署に移動すると今まで経験できなかった看護を学ぶことができるので、異動のメリットであると言えます。
今できている看護が好きで続けていきたい看護師にとっては、興味が薄い部署に異動することはデメリットでしかありませんが、異動してみて新しく興味が湧く可能性もあります。

異動の話とはちょっと違うけど、希望してた救急に配属されず消化器外科に配属された私は、消化器外科の勉強は結構好きになったで
特に肝胆膵の移植とか面白いなって思うようになった
新しい看護師仲間と出会える
看護師の働く環境において人間関係はとても重要です。

病棟の雰囲気が悪くて辞めたい…

優しい人、尊敬できる人が多くて働きやすい!
人間関係一つで、働き続けられるか、退職したい気持ちが生まれるかが分かれるのが看護師の人間関係です。
ここまで重要であると考えられた人間関係ですが、新しい看護師仲間と出会えることは大きなメリットです。
部署内の看護師と関係を築いていくのは大事です。しかし、異動した先にはさらに仲良くなれる看護師がいる可能性もあります。
異動する前の看護師仲間との関係も続いている状態を保つことはできるので、人間関係の輪が広がることによるマイナスはほとんどありません。
相性が合わない(悪い)人と関係ができてしまうことは考えられますが、そういう場合は仕事上だけの関係に留めておくようにすることはできます。

苦手な同僚はおるけど、あくまで仕事やから!
仕事で必要な最低限のコミュニケーションで済ますしかない!
管理職から好印象を持たれる
組織からの異動命令を受け止めて異動先で頑張って働くことは、上司や管理職など組織の立場からすると好印象です。
「この人は組織に貢献してくれる人だ」
出世を望んでいる方は、管理職に好印象を持ってもらうことが必要です。また、管理職とのコミュニケーションが良好であると普段の業務も行いやすいと思います。
管理職や上司から良くない印象を持たれていることは、自分への風当たりが強くなり部署内での立場を弱くしてしまいます。
好印象を持ってもらうことは仕事をする上で有利に働きます。そしてそのために必要なのは組織に貢献することです。異動命令に従い異動先でしっかり努力し働くことで組織に貢献することができます。

看護師長や看護部長におれはなる!っていう人は異動命令に尻尾を振って応えましょう!
突然の異動に悩むのは時間の無駄
看護師が異動するときって、看護管理室に呼び出されてお偉いさんから異動を告げられる、そんな経緯を辿りますよね。
その時にもう絶対拒否できなくて異動するしかないという状況になったとき、決まったことだけど思い悩んで時間が過ぎていく
この期間ってかなり精神的にしんどいです。

異動したくないな〜…

僕は全然異動先に行きたいとは思ってないのに…
考えないようにしようと思ってもできないのが普通だと思います。
そんなときに少しでも考え方の助けになれれば幸いです。
看護師は5年を目安に異動対象者になっている
一般的に5年を目安に異動対象になっていると言われています。5年経っていなくても異動する可能性もあります。
つまり私たち看護師はどこに配属されていようと、いつ異動になってもおかしくない組織人であり、専門看護師や認定看護師といった資格がない限りは、今働いてる部署が専門分野とは言えないんです。
私も現在は救急外来が好きで「異動したい」とは思っていませんが、救急外来が専門だからここで働き続けたいと主張しても、異動を言い渡されたら避けられません。

自分が長く働いているからといって「専門です!」とは言えない
これが看護師という職種の辛いところやな
言いたくありませんが、異動命令が出たときは「いつ異動を言われてもおかしくなかったからどうしようもない」と諦めて悩むことは忘れるのが自身のメンタルを守る考え方の一つです。

異動は避けられへん
なら諦めよう!
悩むより、今後どうするかを考える!
何も考えずに飛び込んでみよう
異動がそこまで嫌ではなかったけど、今やっている看護をもっと続けたかった、経験したことがないことをするのが不安、そんな人へのアドバイスは「何も考えずに飛び込んでみよう」ということです。
繰り返しになりますが、異動を言われたらそれについて考える時間がもったいないです。

「とにかくやってみる」
そう思えるようになるのって難しいよね
ここで必要な思考は「やってみたら興味が湧いて楽しいかもしれない」です。
看護は働く場所によってやれることが全然違います。異動をしてみたら今までできなかったことができるようになるってことはたくさんあります。
前述した「今までできなかった看護が学べる」を参考してください。
したくない、できないというネガティブ思考が浮かんできがちだと思いますが、あれができるかもと一度考えてみてください。少し前向きな思考を持つと考えるのが楽になりますよ。
- 異動が嫌ではないけど不安が強い看護師へ
- 不安は当然。
ですが漫然とした不安を抱えながら、一つでいいので「こんなことができるようになるかもしれない」と考えてみましょう。
働いてみてどうしても合わない場合
やってみると楽しいかもしれないと前向きな気持ちになって異動しても、やっぱり異動して損をしたと感じることもきっとあると思います。
少しでも前向きな気持ちがあって異動しても、しんどい思いをすることになってしまった場合にも逃げ道はあります。
その答えは転職です。合わなかったら転職してしまいましょう。
転職は働きたい場所で働く、自分のしたい看護をする方法の一つです。
異動命令が出たときに思い悩んで、でもやってみようとちょっとでも前向きな気持ちを持って異動した結果その部署がやっぱり合わない。でも異動したばかりだから働き続ける。そんな我慢は自分の心を傷付けるだけです。
転職して逃げるのは負けではありません。自分を守ることを最優先で考えましょう。

身体的にも精神的にも健康じゃないと看護師はやっていけない!
看護師の需要は大きいです。定年、産休、育休、病休、退職、看護師以外への転職など欠員が出やすい職業だからです。
看護師として働こうと思えば転職サイトの利用がオススメです。
働く条件も踏まえて転職サイトのエージェントやアドバイザーが求人を紹介してくれます。
看護師転職サイトの利用は無料です。利用したら必ず紹介された場所で働かなければいけないという制限もありません。
転職サイトの利用をオススメする理由についてはこちらの記事で解説していますので、ぜひ確認してみてくださいね。
オススメの看護師転職サイトはこちら
看護のお仕事 公式サイト異動に対して前向きになるには、考えないという考え方
異動を言い渡された看護師は、異動に対してネガティブに考えることが多いですよね。
希望していない異動は看護師の世界ではありふれています。
そんな看護師の方へ前向きに考える助けに少しでもなれれば幸いだと思い、この記事を書きました。
この記事のまとめ
異動にもメリットはある
絶対異動することになるのなら、悩むのは時間の無駄
「なにも考えないこと」が前向きに考える秘訣
それでも異動が辛いときは転職すればいい
やっぱり異動しても辛いという方もたくさんいますよね。
最悪の場合でも看護師には転職という手もあります。

嫌になったら私は転職したる!
それくらい開き直れたら、異動に悩まされる必要がなくなりますよ。
納得いかないことも多いですが、「やりたい看護をやる」ことを応援しています。
では今回はこれで終わります。
ヨーソロー!